整形外科診療について
つらい痛みを一刻も早く
和らげる治療を実践
骨折、脱臼、傷、打撲などの外傷をはじめ、腰痛、膝痛、肩こり、手足のしびれなど、日常的によく起こる体の痛みや違和感などを治療いたします。薬やリハビリによる治療をはじめ、生活指導やテーピング、装具療法、ブロック注射、ギプス治療などを組み合わせることで、つらい痛みをできるだけ早く取れるような治療を心がけています。
このような痛み・お悩みは
ありませんか？
当院の整形外科診療
1.5テスラMRIによる
精度の高い初期診断
MRIは小さな骨折、小さな炎症、腫瘍や椎間板ヘルニアなどの小さな病変もクリアに映し出します。このため後日、検査目的で他施設を受診する必要がなく、ほとんどのケースで受診当日に診断ができ、治療方針を決められます。もし手術のために大きな病院での治療が必要な場合でも、津山市だけでなく岡山大学病院など岡山・倉敷など県南の連携病院をご紹介できます。
日本整形外科学会認定専門医の
院長による丁寧な診療
院長は日本整形外科学会の認定専門医です。整形外科の分野で長年の臨床経験があり、さまざまな症例に対して正しい診断や治療ができる実力を備えています。整形外科医として培ってきた専門性を生かし、患者さまに寄り添った丁寧な診療を行っています。
さまざまな治療を行っています
生活指導
痛みを防止する座り方、痛みが出ない服の着方など、日常生活での動作に関して、症状に応じた指導をいたします。骨粗しょう症、痛風などの疾患には食事指導もさせていただいています。
運動療法
理学療法士、作業療法士による徒手療法、姿勢や動作指導、日常生活動作に必要な筋力強化などを行い、痛みの緩和、可動域の拡大などを図っていきます。
物理療法
温熱療法では筋肉の緊張緩和や血流の改善を図ります。電気療法では神経筋接合部を刺激したり、神経ブロック効果により痛みを軽減したりします。
薬物療法
最初は鎮痛剤、筋弛緩剤、神経性疼痛治療薬などで治療します。なるべく早くお薬を減量し、運動器リハビリなど薬物を使用しない治療に移行します。
注射
押さえて痛む部位に注射をするトリガーポイント注射や痛みの原因となる神経付近に注射し痛みをとる神経ブロック注射などがあります。また、関節、腱に注射をする関節内注射や腱鞘内注射もあります。
関節炎について
関節の炎症による痛みの
総称が「関節炎」
炎症によって関節が痛むときには、痛みだけでなく、腫れ、熱、皮膚や粘膜の充血がみられます。血液検査でも炎症の数値が上昇しています。このように関節に炎症を起こしている状態を「関節炎」といいます。炎症以外の原因で関節が痛む場合は、腫れや熱、充血はありません。その場合は神経痛、筋肉痛、軟骨などの結合組織の減耗などを疑います。
このような症状、お悩みは
ご相談ください
TROUBLE
- 関節の腫れや痛み
- 膝や足指の関節の腫れと痛み
- 朝起こる両手のこわばり
- ドアノブが回しにくい
- 食欲不振・体重減少
- 家事や軽作業で違和感がある
- 服のボタンがかけにくい
- 靴紐が結びにくい
主な疾患
関節炎
関節に起きる炎症性の疾患で、痛みや腫れ、動きの制限を引き起こすことがあります。慢性的なものから急性の発症までさまざまで、その原因には自己免疫疾患、使用過多、加齢などがあります。
関節リウマチ
全身の関節に炎症が起こり、関節が破壊されていきます。放っておくと関節が変形して日常生活に支障がでます。腫れや激しい痛みを伴い、関節を動かさなくても痛みが生じてきます。関節リウマチの患者さまの約8割が女性ですが、発症原因などは現段階でははっきりとは解明されていません。
痛風
尿酸という物質の結晶が関節にたまり、炎症を誘発します。足の親指の付け根の関節に起こることが多く、痛みは強烈です。数日で改善することが多いのですが、飲酒や肥満、運動不足などが原因の場合、生活を改善しないと再発を繰り返します。男性に多い病気です。
偽痛風
ピロリン酸カルシウム二水和物という物質が、関節軟骨に沈着し関節炎を起こします。症状が痛風に似ていますが、高尿酸血症ではありません。膝関節や手関節に多く、急に関節がはれて強い痛みがでます。関節液がたまり高熱が出ることもあります。薬を服用すれば1週間程で治ります。
よくあるご質問
関節が痛いので病院を受診しましたが、リウマチ関連の血液検査が正常なのでリウマチではないといわれました。本当でしょうか？
まれにリウマチ関連検査で正常なのにもかかわらず、関節リウマチである方がおられます。また関節リウマチに似た症状の病気として、乾癬性関節炎、強直性脊椎炎など脊椎関節炎が疑われます。ご心配な方は、一度当院の診察を受けてください。
痛風の診断で薬をもらったのですが、痛みが止まりません。
別の病気ということはないでしょうか？
痛風の発作中に尿酸を抑える薬を服用すると発作が長引いて痛みが止まらなくなることがあります。その場合はとにかく鎮痛剤で痛みを止めた後で、改めて尿酸をコントロールする必要があります。また、痛風とよく似た他の病気の可能性もありますので、一度当院で診察をお受けください。