小児リハビリテーションについて|内田整形外科医院|岡山県津山市の整形外科

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小児リハビリテーションについて

小児・産前産後チーム 理学療法士の角南です。

小児リハビリテーションでは、お子様が「その子らしく」生活していけるようなサポートを目的として実施しております。これまで当院には、自閉スペクトラム症(ASD)注意欠如・多動症(ADHD)発達性協調運動障害(DCD)といった発達の特性を持つお子様のほか、側弯症など体の成長に関わる小児整形疾患のお子様まで、幅広い年齢の方がご利用されております。

 

発達に特性のあるお子様は、友達との関わり方や集中のしにくさ、体の動かしにくさなど、日常生活のさまざまな場面で「やりたいけれどうまくできない」ことに直面することがあります。小児リハビリでは、その「困りごと」を少しでも減らし、学校や遊び、家庭の中で「できた!」「楽しい!」という経験を増やしていくことを大切にしています。

 

もし「できない」という気持ちが積み重なってしまうと、自信をなくしたり、意欲が下がったり、ときには気分の落ち込みや不安といった二次的な問題につながってしまうこともあります。リハビリは体の使い方をサポートするだけでなく、そうした二次的な心の負担を防ぐためにも大きな役割を果たします。

 

当院では、お子様の発達や成長に合わせて、運動の練習や姿勢づくりを行いながら、日常生活や学校での参加がスムーズになるようサポートしています。また、ご家庭での工夫や環境の整え方についても一緒に考え、保護者の方が安心して見守れるように支援しています。

お子さんが自分らしく過ごし、「できること」「楽しいこと」を少しずつ広げていけるように。小児リハビリテーションはそのための大切な一歩だと、私たちは考えております。

当院ではお子様ごとのペースで、本人様が楽しみながら運動を行います。少しずつできることを増やしていき、本人様の自信や、将来的な社会参加にも繋がっていけばと考えています。


当院で療育を希望
される場合、当院に受診して頂くか、専門の主治医からの紹介状、または診療情報提供書必要です。当院院長が困りごとや発達の経過について問診を行い、お子様に必要な運動の種類を提案・指示します。

当院では、必要に応じて個室での運動も可能となっております。今後受診を検討されている保護者の方やお子様は、事前にご連絡を頂ければ、診察の待ち時間も個室で過ごして頂くことが可能となっております。

 

Q&A

Q.療育・運動療法は1ヶ月に何回できますか?

A.1回に20~40分の運動を、1カ月に最大6回実施出来ます。

 

Q.療育・運動療法はどんな曜日や時間に行いますか?

A.回数や頻度については、医師からの指示によって決まりますが、予約の空き状況によって頻度が変更になることもあります。またその日の運動が終わるごとに次回予約をお取り致します。

 

Q.他の医療機関で療育や運動療法、リハビリテーションを受けていますが、複数の施設でも受けられますか?

A.他院で療育やリハビリを受けている場合、制度上当院との併用ができかねます。各施設から発行される明細表をご確認の上、ご相談ください。

 

Q.急用などで変更もしくはキャンセルしたい場合はどうすればいいですか?

A.予約変更は可能です。変更が必要な場合は、お早めに担当までご連絡ください。