ダウン症のお子様への当院の取り組み|内田整形外科医院|岡山県津山市の整形外科

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ダウン症のお子様への当院の取り組み

リハビリテーション部 小児チーム

理学療法士の角南です

 

お子さんの発達について、「周りと比べて遅れているのでは?」「これからどう関わっていけばいいの?」と不安を感じることもあるかもしれません。

 

今日は、当院の小児リハビリでも関わりのある「ダウン症(21トリソミー)」について、医学的な基礎知識と私たち取り組みに対しご説明します。

 

1.ダウン症は「ゆっくり育つ」という特性

 

ダウン症は、染色体の数が通常より1本多いことによって起こる先天的な状態です。

 

医学的には「21トリソミー」と呼ばれますが、私たちはこれを、その子の持つ「ひとつの特性」であると考えています。

 

知的・身体的な発達において、他の子よりも少し「ゆっくり」としたペースを刻むのが特徴です。

 

2.リハビリで大切にしている「身体の土台」

 

ダウン症のお子さんによく見られる特徴に、以下の2点があります。

 

  • 筋緊張の低さ:筋肉の張りが少し弱く、身体が柔らかい。

 

  • 関節の柔軟性:関節が動きすぎてしまい、姿勢を保つのに力が必要。

 

そのため、首すわりやハイハイ、歩行といった大きな動作の獲得には時間がかかることがあります。しかし、それは「できない」のではなく、正しい姿勢を保つための「土台作り」に時間をかけているだけなのです。

 

3.内田整形外科医院のリハビリスタイル

 

当院のリハビリでは、無理に動作を「教え込む」ことはしません。

  • 遊びを通じたアプローチ:楽しい遊びの中で、自然と身体の軸(体幹)を整えます。

 

  • 「できた!」の成功体験:お子さん自身が「動くのって楽しい!」と思える心の育ちを優先します。

 

  • 日常生活への工夫:リハビリ室だけでなく、お家での抱っこの仕方や座り方のコツなど、日常でできるサポートを提案します。

 

発達はリハビリ室の中だけで完結するものではありません。一番長い時間を過ごすご家庭での環境や、保護者の方との時間こそが、何よりの重要となります。

 

お子さん一人ひとりの「その子らしさ」を大切に、これからも私たちは全力でサポートを続けてまいります。

Q&A

Q.療育・運動療法は1ヶ月に何回できますか?

A.1回に20~40分の運動を、1カ月に最大6回実施出来ます。

 

Q.療育・運動療法はどんな曜日や時間に行いますか?

A.回数や頻度については、医師からの指示によって決まりますが、予約の空き状況によって頻度が変更になることもあります。またその日の運動が終わるごとに次回予約をお取り致します。

 

Q.他の医療機関で療育や運動療法、リハビリテーションを受けていますが、複数の施設でも受けられますか?

A.他院で療育やリハビリを受けている場合、制度上当院との併用ができかねます。各施設から発行される明細表をご確認の上、ご相談ください。

 

Q.急用などで変更もしくはキャンセルしたい場合はどうすればいいですか?

A.予約変更は可能です。変更が必要な場合は、お早めに担当までご連絡ください。