リハビリテーション部の小児チームの角南です。
先月に引き続き「ダウン症」をテーマにお伝えできればと思います。
Q1. ダウン症とはどのような状態ですか?
ダウン症は、生まれつき21番目の染色体が1本多いことで起こる先天的な状態です。発達のスピードがゆっくりになることがありますが、その表れ方はひとりひとり異なります。医学的な特徴はあっても、「同じ成長の仕方をする」というわけではありません。
Q2. 運動発達がゆっくりと聞きましたが、本当ですか?
筋肉の緊張が弱い(低緊張)ことや、関節がやわらかいことから、首すわり・座り・歩行などの獲得に時間がかかることがあります。ただし、ゆっくりでも確実に積み重なっていきます。焦らず、土台となる姿勢や体幹を育てることが大切です。
Q3. リハビリはいつから始めたらよいですか?
早期から関わることで、姿勢や身体の使い方の土台を整えやすくなります。当院では、お子さんの発達段階を見ていきながら、今必要な支援を行っています。
Q4. 家庭でできることはありますか?
特別な訓練よりも、日常の中で体をしっかり使う経験が大切です。うつ伏せ遊びや、支えながらの座位遊びなど、発達段階に合わせた関わり方をお伝えしています。ご家庭との連携が、発達を大きく後押しします。
リハビリに関してのQ&A
Q.療育・運動療法は1ヶ月に何回できますか?
A.1回に20~40分の運動を、1カ月に最大6回実施出来ます。
Q.療育・運動療法はどんな曜日や時間に行いますか?
A.回数や頻度については、医師からの指示によって決まりますが、予約の空き状況によって頻度が変更になることもあります。またその日の運動が終わるごとに次回予約をお取り致します。
Q.他の医療機関で療育や運動療法、リハビリテーションを受けていますが、複数の施設でも受けられますか?
A.他院で療育やリハビリを受けている場合、制度上当院との併用ができかねます。各施設から発行される明細表をご確認の上、ご相談ください。
Q.急用などで変更もしくはキャンセルしたい場合はどうすればいいですか?
A.予約変更は可能です。変更が必要な場合は、お早めに担当までご連絡ください。